2012年7月アーカイブ

子宮筋腫とは?

| コメント(0) | トラックバック(0)
子宮筋腫は、子宮の平滑筋と結合織線維に結節(筋肉の塊)ができる病気です。この、結節は良性の腫瘍で、他の臓器などに転移することは、ほとんどありません。

婦人科でもっとも多い腫瘍の病気で、特に30~40代の女性に多く見られます。ただ、成人女性の30%は子宮筋腫を持っていると言われるように、特に珍しい病気ではありません。

子宮筋腫の原因ははっきりしていないのが現状ですが、女性ホルモンが筋腫の発育に関係があると考えられています。筋腫の個数や大きさは人それぞれに違い、顕微鏡でようやく確認できるものから、数十cmのものまであります。 

筋腫は、正常な筋層を押しながら、少しずつ成長していきます。子宮筋腫の種類は、発生する子宮の部位により、筋層内子宮筋腫、漿膜下子宮筋腫、粘膜下子宮筋腫に分けられます。

この中で、平滑筋の多い筋層内子宮筋腫が全体の90%を占めていて、膣部にできる粘膜下子宮筋腫はまれです。発生部位によっては、自覚症状がないこともありますが、子宮筋腫の主な症状は、月経困難症や過多月経になります。

なお、筋腫が大きくなれば、周囲の臓器を圧迫するため、貧血、めまい、などの症状がでることがあり、健康診断で貧血を指摘されて初めて子宮筋腫に気づくこともあります。

子宮筋腫は見つかっても特に症状がない場合は治療はせずに定期的な検診で、筋腫が大きくなったかどうか、症状が出てきたかどうかなど、子宮筋腫の経過観察をしていきます。

uterine01.jpg

子宮筋腫が見つかり、医師から治療が必要と判断された場合は、一般的な治療としては、症状の緩和をする薬物療法と筋腫を摘出する手術療法ががあります。

筋腫が大きくなって、圧迫症状が強くなったり、貧血が多く見られるような場合に手術が行われますが、手術療法には、筋腫だけを摘出して子宮を残す子宮筋腫核出術と、子宮全摘除術などがあります。

このアーカイブについて

このページには、2012年7月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

次のアーカイブは2012年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.3